ダメージの浅い部位から育毛効果は出る
誰でも薄いところを先に何とかしたいものですが、現実には薄くない部位から育毛の効果は出てきます。一番気にしている部位は一番最後に回復し始めます。
薄くない部位に育毛の効果が出てくることで、はじめて薄い部位の回復が望めるのです。薄くない部位はダメージが浅くキャリアも短いので、同じケアをしても効果に繋がりやすいのです。
毛が回復するには順番がある
ケアを始めても育毛の効果の出方には順番があります。「あなた」の都合に沿って効果は絶対に出ないのです。理由は、今までどんな経過で薄毛になってきているのか?にあります。
- 段々と細くなっていく
- 段々と短くしか育たなくなる
- 段々と薄くなっていく
- 段々と生え際が後退していく
- 段々とつむじが広がっていく
- 毛のある所と無い所に差が出てくる
部位により大きく差がある
誰でも一気に薄くなったり後退したりしないはずです。
- 生え際の後退の場合:前の方と後の方では毛の太さや長さが違う
- つむじの広がりの場合:中心部とその周囲では毛の太さと長さが違う
- 分け目の広がりの場合:分け目の中心部とその周囲では毛の太さと長さが違う
薄毛のマイナス度や頑固さは部位により大きく差があることを表しているのです。だから、同じ育毛のケアをしていても、当然部位により回復には差が出てきます。
生え際の場合は後ろから前に・つむじの場合は周囲から中心に向かって・分け目の場合は周囲から分け目の中心に向かって改善していくもの。
回復できる境界線を超えると難しい
毛に回復の可能性が低くなる境界線と言うのがあります。5センチを切ると極端に回復する可能性は低くなります。
産毛状態のところは、回復できる境界線を越えているので回復できるかどうかは、確率的には50%を切っていると言えます。
今ある毛を無くすと元も子もない
確実性の低いところや、全く毛の生えていないところにいきなり毛を回復させようとする人が多いです。
が、薄い部位に気を取られている間に、今まで比較的毛のあったところも薄くなっていき、「時すでに遅し」と言う状態になっている人も多いのです。
そればかりか、毛の無いところに発毛させることばかり考えて、比較的毛があり回復できる可能性の高い部位をもダメにしてしまっている人も多いのです。
毛が回復しやすいところから
薄毛の進行が止まるのは、「確実性の高い部位」や「回復しやすい部位」に育毛の効果が出て来てからです。
育毛を段階的に改善していくことで、はじめて薄毛の進行が止まり、気になっている部位の回復も可能になってきます。
薄毛の進行が止まると回復できる
「確実性の低い部位」や「回復しづらい部位の回復」を求めていると、いつまで経っても進行が止まらないです。
が、「確実性の高い部位」や「回復しやすい部位」に育毛の効果が出てきて進行が止まると、確実性の低いところも段々と確実性が向上してきます。
すると、当初は不可能と思われていたことも出来るようになってくることがあります。
最初はマイナスの育毛力
育毛に取り組み始めると、その時から効果が出ると思っている人が多いが、実は効果に結びつくのは頭皮のレベルが向上してプラスになってからです。
頭皮のレベルが向上してくると、頭皮の感覚や生えている毛に将来毛が増えてくるだろうと予測できる変化が出てきます。
その変化が頭皮と髪の毛に出てきてから、2カ月~4ヵ月程度してから育毛の効果が少しずつ段階的に表面化してきます。
だから、最初は誰でもマイナスですから、取り組み始めてすぐに効果に繋がることはほとんどあり得ないのです。
最初の1年は減るから増えるへの切り替え時期
最初の1年は今までの薄くなっていくサイクルから→増えていくサイクルへの切り替え期間と捉えるのが一番です。
「頭皮が正常に戻って心身と頭皮の血の巡りが良くなり、毛の生え代わるサイクルが正常に戻ること」を最初の1年の目標にすることをお勧めします。
状態が良ければ、「毛の生え代わるサイクルが正常に戻る」だけでも増えてくる人が結構いらっしゃいます。