飲む育毛剤フィナステリドの効果と副作用を考察

フィナステリドは5αリアクターゼ2型を阻害してDHTを生成しなくするのですから副作用や後遺障害があるはずです。ご相談者の話「元気がなくなり、塞ぎ込み、勃起しなくなり、Hしたくなる、綺麗な女性に興味がなくなる、人生が楽しくない。これだったらハゲた方がマシ。 

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飲む育毛剤フィナステリドの効果と副作用を考察

ご相談者の情報から考察すると、飲む育毛剤フィナステリドは何らかの副作用と後遺障害もあるように感じます。

5αリアクターゼ2型の働きを阻害してDHT(ジヒドロテストステロン)を生成しなくするのですから、その事による副作用や後遺障害があるはずです。

フィナステリドに副作用がないのはおかしい

特に、フィナステリドの効果が高ければ高いほど副作用や後遺障害が高いはずですが、書籍「毛髪科学最前線」では、【ほとんどない】と記述されていました。

本当にそうでしょうか?ご相談者のお話をお聞きしていると全くの正反対である場合が多いです。

フィナステリドの効果面での調査

(2005年に認可される前に読売新聞紙上に出ていた結果です)

  • 1年間服用すると約6割に毛が増えると言う効果があった
  • 残りの4割は現状維持が限度

偽薬では

  • 現状維持が7割
  • 進行したのは2割

フィナステリドに一見効果があるように見えるが・・・・。

  • 効果には個人差が激しい
  • 効果が出るのは、最初の半年1年だけで、後の改善はあまり望めない
  • 服用を止めると急激に進行する

書籍「毛髪科学最前線」では、もう少し違う結果が記述されていました。

日本皮膚科学会からのフィナステリドに対する注意

フィナステリドの効果面では以上のとおりだが、「妊娠中の女性が飲むと、胎児に先天性異常などが現れる可能性がある」「妊婦に投与するとDHTの低下により男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがある」と注意されています。

男性の精嚢にも5αリアクターゼ2型が存在しています。にも関わらずDHT(ジヒドロテストステロン)が精製されないことによる副作用・後遺障害がないのでしょうか?

ホルモンの作用や働きに影響を及ぼすとは

女性の場合を例にとると、10代20代で無理なダイエットを行い、ホルモンの作用や働きが狂ってしまうと無月経になり、30才代で更年期の症状が出てくると言います。

30才代で老人の体になってしまうわけです。要は、ホルモンの作用や働きが狂うと寿命が短くなってしまう可能性があるのですね。

フィナステリドはリスク、副作用が大き過ぎ

どうも、フィナステリドは効果面と体への悪影響を比較した時、リスクの方がべらぼうに大き過ぎて、割に合わないように思います。

フィナステリド飲用者の話

私のところに寄せられるご相談者の話では以下のようなことが多いです。

  • 最初は発毛してきて良いが続かない
  • 飲むのを止めると急激に抜けてしまう
  • 塞ぎこむようになり診療内科に通うようになった
  • やる気が無くなってしまう
  • 体が冷えて仕方がない
  • 性器が朝立ちしなくなった
  • 精子の量が減ってしまった
  • 体調を崩したので止めてしまった

これらの副作用を訴える人は、フィナステリドの効果を認めている人ばかりです。効果がないと訴えられる人は、副作用も訴えられません。

以上以外にも「元気がなくなり、塞ぎ込むようになり、勃起しなくなるわ、Hしたくなるわ、綺麗な女性が隣に座っても興味がなくなるわ、人生が楽しくない。こんなのだったら、ハゲ方がマシ。」とおっしゃる男性もいました。

命がけでフィナステリドを飲んでいる

上記の副作用の通り、男性としては致命的な副作用を感じながら効果に繋がれば良いのですが、最終的に毛を無くしていると言う現実があります。

人間の体はホルモンを始めとして微妙なバランスの上に成り立っています。バランスを崩すと体の弱いところに負担がかかることで、後々で命の危険にさらされることもあります。

でも何の調査結果もないので、どう言う形で副作用や後遺障害が出てくるのか?残るのか?分からないのです。こんな分からないことに賭けてもホルモンのバランスを崩しますか?

注)2012年頃からプロペシア症候群やらフィナステリド症候群と言う名で、副作用が不可逆的になっている人が出てきました。

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