・
抜け毛があって当たり前
毛は「あなた」の体そのものだから、抜け毛をゼロにして(減らして)毛を生やす方法で薄毛を改善するなんてことは出来ません
ただし、半年1年くらいの短期間なら、抜け毛を減らせば進行が止まったように感じます。だが、その後が???問題ですね。
理由は、毛は「あなた」の体そのもので、細胞が生まれ替わっているように、必ず抜けては生え替わると言うサイクルを繰り返しているからです。
毛の生え替わるサイクルを知って下さい
- 脱毛期と成長準備期
前の毛が抜ける時に、次に生え替わる為に毛穴内部で育っている段階:約4ヵ月
↓
- 発毛期
生え代わる為に毛の「芽」として出てくる段階:以下の成長期の初期
↓
- 成長期
「芽」の出た毛が成長していく段階:男性で2~3年、女性で4~6年と言われている
↓
- 退行期
上記の成長期の終わり頃で成長しなくなる段階
↓
- 休止期と脱毛期
次に育つ毛の為に生えている毛の成長が止まる段階
薄毛やハゲにはこれが絡んでいるからこそ難しいし、単純ではないことを知りましょう。脱毛症は別の問題。
抜け毛が少ないのは生え替わる毛が少ない
薄毛ではない場合は、抜け毛が多くても抜けた毛と同じくらい生え替わってきますから、多いから悪いということはありません。
また、抜け毛は少なくても、薄毛やハゲの人の場合は、同じくらい生え替わってきていない状態だと言えるので、4月~10月頃に抜け毛が極度に少ないのは要注意である場合が多いのです。
毛は、抜けて生まれ替わるもの
毛は抜けないと次の毛は生えてきませんから、薄毛じゃない人の場合は、抜けた後には以前と同じだけ同じレベルの毛が生え替わってくるものなのです。
だから、年平均の抜ける毛が少ないのは維持できる本数が少ないと言えるのです。
年平均の抜け毛が5年以上少ないのに毛の本数が多い人は、毛の成長期が異常に長い特異な方限定の話なので普通の人には当てはまりません。
薄毛やハゲの人は、以前と同じだけ生え替わってきていないのです。その為、段々と抜け毛が減り、生え代わる本数が少なくなるから維持できる本数が少なくなり、薄く見えるのが進行していくのです。
毛が増える為には生え替わりが絶対条件
毛は生え替わりながら薄くなっていくし、生え替わりながら増えていきます。育毛のケアをして2ヶ月や3ヶ月で「抜け毛が減らない」「抜け毛が増えた」とあきらめる人が多いです。
が、本来育毛ケアの効果は抜け毛の増減や見た目の急激な変化に出るのでなく、最初は、毛が増える為の生え替わりが正常になることが必要です。
【男性の薄毛の原因と対策】の他の記事