アメリカインディアンにハゲがいない?
ホホバオイルやソーパルメット・ノコギリヤシは、アメリカインディアンにハゲがいないと言われて共に引き合いに出されます。
と言っても、個人輸入を受けているところが、製品の有効性を訴える為に情報をアメリカからもらって卸しているのに過ぎないのです。
シャンプーをしていたのか?平均年齢は?
ところで、アメリカインディアンはシャンプーしたり石鹸を使う習慣があったのでしょうか?アメリカインディアンの平均寿命はどの程度だったのでしょうか?
まあ、お水や何かで洗っていたのでしょう。が、皮脂や男性ホルモンや5αリアクターゼ2型なんて意識していなかったでしょうね。
- ホホバオイル(油)アメリカインディアンは自分たちの生活習慣・環境の中で、整髪料として小さい頃から身近に採れるホホバの実から取って使っていた。
- ソーパルメット(ノコギリヤシ)アメリカインディアンは自分たちの生活習慣・環境の中で滋養強壮剤として飲んでいた。男性なら精力が弱っていた時に飲んでいたのでは?と推測できる。
アメリカインディアンにハゲがいないことが引き合いに出されて、育毛の効果があると言われています。
が、いつも私は感じます。
それなら、アメリカインディアンと同じ環境で同じ生活をして、アメリカインディアンが使っていたのと同じホホバオイルを使い、ソーパルメット・ノコギリヤシを飲めば良いじゃないのと。
(発売されているホホバオイルやソーパルメットは加工されているので、アメリカインディアンが使っていたものとは違います。)
ホホバオイルとソーパルメット・ノコギリヤシについて
- ホホバオイルは腐敗しやすいので、通常販売されているものは精製度が高く作られています。精製の段階で不純物と皮膚や育毛に良いと言われる成分が取り去られます。だから、市販されている透明の容器に入っているホホバオイルは上質なワックス効果しかありません。
- ソーパルメット・ノコギリヤシは、実際の治験では5αリアクターゼによる還元作用の阻害は証明されておらず、副作用(頭痛、胃腸障害、高血圧、インポテンス及び性欲減少)が報告されています
アメリカ・インディアン同様、日本人は元々ハゲの少ない民族だった
どうして日本人である私たちが、ほんの1970年以前の私たち日本人の習慣や環境を参考にしないでしょう?
男性なら、ハゲ家系の人しかハゲなかったし、それもほとんど人は50才60才以降に薄くなりハゲていったのです。
女性は、薄毛になるのは心や体の内部に問題がある場合に限られていました。
現代は、家系に限らず年齢に限らず性別に限らず薄毛の人が増えているのです。
何が違うのでしょう?1970年~1990年の辺りに薄毛を治していくヒントがありそうです。
アメリカ先住民の呼称について
このサイトでは、アメリカの先住民の呼称を「アメリカインディアン」と表記させて頂きます。アメリカ先住民自身がこの呼称を是としているからです。