ストレスと薄毛・脱毛症の改善方法は
ストレスはある一面で薄毛・脱毛症に大きく影響します。最近、円形脱毛症やびまん性脱毛症が急増しており、ストレス社会の影響が大きいのでは?と思われます。
自律神経のバランスが大きく崩れている人が多いと言うことですね。
「気」の滞りが問題(自律神経のバランス)
東洋医学ではストレスなど精神的な原因を「気」という言葉で現し、気虚とか気逆などといいます。(「気」とは、全身を巡るエネルギーの流れと表言すれば分かりやすいかもしれません)
この「気」が滞ることにより体のバランスも崩れたり内蔵機能や血行などにも影響が出て、末端の頭皮や毛に影響が出てきます。
「気」の滞りがひどいときは、落ち込む状態の気うつ、イライラなどの気逆、気の上衝(頭に血が上る)などにわけて、生薬の理気剤を用いてすこしずつ緩和する方法を取ります。理気健康茶をお勧めする場合があります。
ストレスの影響
ストレスを受けると「気」=(エネルギー)の流れが、落ち込んだり、滞ったり、頭に上ったりして、次のような形で頭皮や毛髪に影響します(自律神経のバランスを崩している)
- 血行が悪くなり滞る。(うっ血、古血の滞り、肩こり)
- 頭皮が緊張してかたくなる。
- 皮脂の分泌が多くなる。
- 胃腸など内臓へ影響し、それが毛髪の育成に影響する。
- 内分泌(ホルモン)への影響。
- 神経系への影響。
ストレスからくる薄毛・脱毛症
ストレスからくる薄毛や円形脱毛症は、ストレスを受けやすい脳の緩和をはかりα波がでやすい状態にする理気健康茶を3ヶ月ほど飲んでもらいます。
外からの手当としては肩から首筋、頭皮などの緊張やこりを和らげるマッサージをおこないます。
また育毛のケアにしても、緊張をほぐすような方法を取り入れます。ご入浴前後のご入浴タイムを有効に活用しましょう。
ストレスからの脱毛症の注意事項
ストレスからくる皮脂の過剰分泌は洗っても改善できません(ストレスと言う危機からご自身を守る為の体の作用だから)。
洗いすぎると悪化するので、皮脂の分泌過剰の理由を知る為に、ご相談を受けてからケア法を組み立てましょう。
皮脂の過剰分泌に注意
皮脂の過剰分泌は男性ホルモンの影響よりも、皮脂を取るケアやストレスの影響の方が多いです。ストレスによる皮脂過剰の場合ケア法を誤ると悪化することがあります。
とくに若い女性の薄毛・脂性は清潔にするケア法で悪化させるので注意が必要です。