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パーマやカラー・縮毛矯正で薄毛が悪化し育毛を阻害する。
使う薬剤の品質と理美容師の技術によりますが、カラーやパーマ・縮毛矯正が毛を傷めて頭皮を傷めることは事実です。
カラーやパーマ・縮毛矯正のやり過ぎで、髪の毛を傷めている女性は多いでしょう。
写真の女性は10代後半から頻繁にカラーをして、30才で50才以上のおばさんのように髪の毛を傷め、かつ薄毛になっていたのです。
カラーやパーマをしたからと言う理由ですぐに薄毛になるわけではありませんが、何度も定期的に繰り返していると段々と先々で薄毛になっていく可能性が非常に高まるのです。
パーマやカラーがきっかけで薄毛になったという症例も多く、悪化した例はもっと多いのです。
どうしてもパーマやカラーが必要な人には、育毛相談WEBの指導の下育毛のケアに取り組まれる方には悪影響を最小限に防ぐ方法をお知らせしています。
育毛とは目的が全く違う
お肌に例えれば分かり易いと思います。
- 貴女は肌荒れがひどくなってきた時にどうしますか?
- 厚化粧で肌荒れを隠すことをしようとしますか?
- 厚化粧で肌荒れを隠すことをしていると、肌荒れがひどくなり、20才代なのに40才代以上の老化した肌になってきます。
ではどうするでしょう?
- まず、厚化粧を止めて、洗顔料に気を使います。
- 次に、化粧水や美容液に気を使います。
- 最後に、ファンデーション等の綺麗に見せる為の化粧品をできるだけ使わないように気を使います。
- 食生活でもお野菜を多目に摂るようにしたりして気を使います。
要は、おしゃれや綺麗に魅せるためのものは止めてしまい、お肌がちゃんと育つ様に気を使うわけです。
目的が違えば効果も違う
化粧品に例えれば、「ファンデーション等の表面を綺麗に見せる為の化粧品」と「洗顔料・化粧水・美容液等の肌を綺麗にする化粧品」とでは、その目的が全く違うのです。
「表面を綺麗に見せる為」と「質を綺麗にする為・整える為」とは目的が全く違うので製品の処方が違ってきますから、どちらも併用していては本当に肌質が綺麗にはならないのです。
薄毛を治すならカラーやパーマ・縮毛矯正でのおしゃれではなく、頭皮がちゃんと育つように気を使うことが優先順位一位なのがご理解頂けるのではないかと思います。
育毛も目的を間違えないこと
シャンプーやリンス・トリートメント・整髪料・ムース・ワックス等々はあくまでもヘア用=髪を「表面的に綺麗に魅せる為」「綺麗に整ったように魅せる為」のものがほとんどです。
その為に製品は作られます。石鹸シャンプーも目的が違い、頭皮用のクレジングなんて使っていると毛を無くします。
美容室や通販で販売されている頭皮に優しいと訴えるシャンプーでも、その目的次第では薄毛の原因の一つになることもあります。
貴女の顔に使えばよく分かる
もし、ここに記載している内容に疑問を感じられる人がいらっしゃるなら、1ヶ月ばかし市販のシャンプーやリンス・トリートメント・整髪料・ムースやワックスを顔に使ってみて下さい。
カラー剤やパーマ剤も顔に使ってみて下さい。
ほとんどの人はこんなことは怖くてしないと思いますが・・・・。怖くてしないことを頭皮には平気でしている訳です。
ですから、格好やスタイルを気にするよりも、まず先に心身・頭皮の血行を改善し良質な髪を回復させることに専念しましょう。
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