皮脂を取る育毛方法・シャンプー法が一番いけない

皮脂を取る育毛方法・シャンプー法・ヘッドスパが一番いけない。皮脂を取るシャンプー法で頭皮が綺麗過ぎてテカっている女性が多い。皮脂は頭皮の保護膜であり保湿剤なので、育毛にも頭皮にも人の体を守る為にも必要な分泌物です。皮脂を取るからフケ・痒み・臭い・赤くなるのです。

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皮脂を取る育毛方法とシャンプー法で頭皮が綺麗過ぎて弱っている

テカっている頭皮

女性のご相談者の頭皮をマイクロスコープで見ると、皮脂を取る育毛方法でシャンプー法を採っていて、頭皮が綺麗過ぎてテカっている人が多いです。

写真は、市販のヘッドスパを謳っているシャンプーで頭皮を洗っていた女性の頭皮だが、綺麗過ぎてテカっているのです。そして、毛の育ちが悪くなってご相談にいらしたのです。皮脂を取るからテカって毛の育ちが悪くなるのです。

皮脂を取れば良いのはウソ!

よく洗って皮脂を取る育毛方法で薄毛が改善されるなら、今は1980年より前の時代の3倍以上もシャンプーして洗髪している人がほとんどなのだから、昔より薄毛や頭皮のトラブルで悩む人は減っているはずです。

特に女性の薄毛なんて、昔はほとんど見られなかったのですから、皮脂を取り清潔にすることに、ちょっと疑問を持って欲しいです。

どんなシャンプーでどんなシャンプー法を採っている?

貴女は毎日シャンプーで洗髪していますよね?それもすごい人は朝晩しています(1980年代以前は週に1回洗髪すれば良い方でした)。

それで薄毛でないのなら、貴女はこのページを見ていることもないはずですが、現実に「女性の薄毛について書いているこのページを見ている」と言うことは、その原因が頭皮の汚れや皮脂ではなく、別の理由からであると言うことなのです。

皮脂の分泌が増える理由

皮脂が多いと感じているいる女性の薄毛の原因の一つは、皮脂の分泌を増やすヘアケア法にあります。

皮脂は体を保護する保護膜で保湿剤でもあるので、体の仕組みは「取れば減る」ようになるのではなく、取れば補充する機能が働きます。皮脂は体の保護膜でもあるので、頭皮表面の皮脂が減るペースが激しくなれば分泌量をふやす機能が働きます。

こうして、皮脂を取り頭皮を清潔にするシャンプー方法を採って、皮脂の分泌量が増えている女性が多いのです。取っても減らないだけでなく増えるようになるのが皮脂なのです。

皮脂の採り過ぎは抜け毛が減る

皮脂を取るシャンプー法の習慣は「頭皮は綺麗になる」が、皮脂の分泌を増えやす方にエネルギーが奪われ、頭皮が弱って血行が悪くなるので毛が弱り「生え替わる力も弱り抜け毛が減って」いきます。

皮脂の採り過ぎは毛が細くなる

特に市販のシャンプーはサッパリ感や洗い上がりを優先したつくりになっていますから、市販のシャンプーでよく洗えば洗うほど必要な皮脂を過剰に取り去り、皮脂の分泌を促すようになっていきます。

その為、女性でも脂性になり「抜け毛が少なくて」「頭皮が異常に綺麗なのに」毛の生育が悪くなっていくのです。

皮脂の取り過ぎが頭皮のトラブルの原因

皮脂を取るシャンプー法を採っているから、頭皮が荒れてフケ症になり、皮膚常在菌のバランスを崩して悪玉菌の繁殖が増え痒みや臭いが出るのです。

最悪脂漏性湿疹・皮膚炎を発症することがあるので、頭皮を清潔に皮脂を取るシャンプー法は採るべきではありません。

シャンプーの宣伝広告に騙されてはいけない

TVや雑誌の広告主が化粧品メーカーであることから、「薄毛」や「毛の生育」に関する特集が組まれる時には、必ず大手の化粧品メーカーがその特集の情報提供を担います。

この時にマイクロスコープで頭皮の拡大写真を見せ、毛穴から皮脂が分泌され、角質が毛穴を塞いでいるのを見せて、毛穴が塞がっているから毛が「生えない」「育たない」と訴えています。

塞がって見えるだけ

静止画やイラストで表現しているのですから、誰の頭皮を見ても皮脂や角質で塞がって見えるだけなのに、「これをちゃんと取らないと毛は生えない育たない」と訴えかけ、「このシャンプーでキッチリと頭皮を綺麗にして皮脂や角質を取り去りましょう」としていたり、頭皮を綺麗にするヘッドスパを薦めたりしているのです。

TVや雑誌での特集やサロンの紹介で、こんな光景を見た人が非常に多いのではないでしょうか?

その為、頭皮を綺麗にしないとハゲるとか思わされて、これが世間の間違ったおかしな常識になってしまっています。

脂症な女性は洗い過ぎ

そんな宣伝広告の影響もあり、毎日頭皮を清潔に皮脂を取り過ぎるシャンプー法を採っている女性が多くなって、脂性になっているのです。

薄毛と皮脂には関連性がない

皮脂と薄毛

皮脂が薄毛の原因だと言う理論は、男性ホルモンの働きが活発化すると皮脂の分泌が多くなることと、一方で男性ホルモンが毛の組織を衰えさせる為細く寿命が短くなることから出てきているのです。

つまり、皮脂が多いのも、毛が衰えるのも男性ホルモンの影響だという関係でしかありません。

皮脂分泌量と毛の衰えにはなんら因果関係はないのです。「だから、皮脂を取れば毛が生える」ということはないのです。

女性は男性ホルモン優位にはならない

女性の場合に男性ホルモンが過剰になると言うことはあり得ません。あるとすれば、ホルモンのバランスを崩すこと。

ホルモンのバランスが崩れれば、女性は必ず生理の状態が悪くなっているはずです。

だから、男性のようにホルモンの作用云々を考える前に、ホルモンのバランスを崩している原因を探るのが先決です。

もし、貴方がホルモンのバランスを崩しているなら婦人科にご相談することをお進めします。

皮脂は毛の生育に必要

皮脂には育毛や頭皮に必要な成分が含まれていますから、元来皮脂の分泌が少ない女性の薄毛は「よく洗うことで毛の生育や頭皮に必要な成分まで取り去る」ことになり、頭皮を弱らせたり薄毛の進行を早めています。

現在の女性の薄毛の原因は、ほとんどこのタイプといってもよく、毎日よく洗っている人ほど脂性で薄毛になる可能性が高く、思い当たる人も多いはずです。

皮脂の分泌が多いと感じる女性は、市販のシャンプーように皮脂を取り過ぎるものや石鹸シャンプーようにバランスを崩すものでの洗い過ぎが「薄毛」や「毛の生育の悪い」の大きな大きな原因の一つであって、決して皮脂の分泌が多いのが原因ではないということです。

皮脂を取り過ぎない育毛法でケアを積み重ねることをお勧めします。シャンプーは、その目的で選んで下さい。

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