肥料と硝酸態窒素
植物が生育するには、土壌中に窒素・リン酸・カリウムが肥料として必要です。
が、その窒素は土壌中の硝酸菌により亜硝酸態窒素になり、それを植物は利用して成長します。
窒素分が多い肥料を使ったり、植物を十分成長せずに収穫すると、硝酸態窒素として植物内に残ることになります。
硝酸態窒素の過剰摂取が問題
硝酸態窒素の大量摂取は、発ガン物質を生成する可能性があり、またメトヘモグロビンを生成して酸素が運べなくなる可能性もあるので、出来るだけ低減させたいところです。
健康倶楽部の青汁の硝酸態窒素含有量
平成17年(2005年)、当時の青汁に含まれる硝酸態窒素の含有量を調べたところ、90mlの青汁に約62㎎が含まれていました。硝酸態窒素の一日の摂取限度は体重1kg当たり3.7㎎なので、体重50kgの人なら一日の摂取限度は185㎎になります。
一日2パック飲む程度では問題ない
上記のことから、健康倶楽部の青汁なら一日2パック飲む程度なら問題ないと思われます。
平成30年(2018年)度では、弊社の青汁の原料のケールを栽培する際に利用する肥料は、平成17年の頃の肥料よりも窒素分の少ない肥料を使っていること、そして、十分成長してから収穫し青汁に製造しているので、さらに硝酸態窒素の含有量は減っているものと思われます。